講演会の記事(新報、タイムス)

3月9日(土)に西原で発達障害と食事栄養療法の講演を行いました。
琉球新報と沖縄タイムスが記事を書いてくださいました。

講演会は老人保健施設や発達支援施設を運営するMGグループ、特に琉球溢愛会が中心になって企画運営してくれました。MGグループは重症てんかんで入所中の方のためにケトン食に取り組んでいます。また、以前より薬膳も積極的に取り入れており、食事栄養にとても注力している医療組織です。今回は、ケトン食の試食会も合わせて開催され、国際薬膳師の資格を持つ管理栄養士の皆さんが考え抜いた素晴らしい試食品が提供されました。プルーンだと思って食べたのが黒ニンニクだと知ってびっくりしました。

講演会には200名近い参加者がありました。前半は発達障害の基礎知識を説明し、後半は最近数ヶ月に経験した実際の症例を報告しました。多動が落ち着いたり、チックが治ったり、抜毛癖が改善傾向を示したり、パニック障害が軽快したりした例を治療内容も含めてご紹介しました。来る3月28日(木)にもライカムで講演会を予定しており、ほぼ同じ内容でお話ししますので、聞き逃した方はぜひぜひお越しください。