お知らせ

Last up date Sep.16.2019

医療に関する情報を提供するページです。
順次、内容を増やして参ります。

「抗菌薬の適正使用について」
熱が出ると抗生剤、鼻水に色がつくと抗生剤など、我が国では抗生剤が頻繁に処方されてきました。抗生剤、最近では抗菌薬と呼ぶ用になりましたが、この薬は細菌感染に対してのみ使われるべきものです。多くの命が抗菌薬で助かっていますが、効果があるのは細菌感染だけなのです。風邪などの発熱はウイルス感染が原因で、抗菌薬は効きません。抗菌薬を必要なときにだけ正しく使おうと世界が取り組んでいます。当院でも抗菌薬の適正使用に努めますので、みなさまのご理解をお願いいたします。参考情報を示します。
厚生労働省 啓発ポスター
抗菌薬適正使用に関する日本小児科学会の考え方

 

「皮膚の学校感染症について」
とびひ、みずいぼ、アタマジラミなどにかかったとき、保育園や幼稚園などでのプールは制限を受けるのでしょうか?平成27年5月に皮膚科関連学会の統一見解が出されています。とびひは治るまでプール禁止ですが、みずいぼやアタマジラミは条件付きでOKです。詳しくは以下をご覧ください。
皮膚の学校感染症について、学会の統一見解

「学校感染症と出席停止期間」
インフルエンザ、プール熱(咽頭結膜熱、アデノウイルス感染症)、溶連菌感染症など、学校のお休み期間の一覧はこちらです。なお、インフルエンザの「発症後5日」というのは、熱が出た日を0日目として5日目まで休むという意味です。この表に載っていない病気は、法律的なきまりがないので、回復して元気になったら登校登園可能となります。